日々の事柄に関する雑記帳。




第1章脳疲労が及ぼす悪影響
第2章ブレインフィットネスの実践がもたらすこと
第3章基本的な脳機能
第4章運動−有酸素運動、筋トレ
第5章知的刺激
第6章食事
第7章睡眠−記憶を整理し、老廃物を排出する。
第8章ストレス・ケア
第9章生活習慣
第10章社会交流

第1章

私たちの脳は狩猟採集を行っていた原始時代と基本的な構造は変わっていません。
脳の使い方が根本的に異なる
  • 狩猟の時代→デスクワークの時代
脳は想定外の使われ方をしている→脳は変化に対応してきた→脳はどの器官よりも柔軟性が高い
過去危機的な状況から逃れれば、脳はストレスから解放される。
現代我慢
負の感情を理性で抑える
交感神経だけが活発に働き、自律神経のバランスが崩れやすい
無数の選択肢
脳への負担が大きい

「 マルチタスク」は一見効率が良く、多くの仕事をこなせるように思えますが、脳に大きな負担をかける作業なのです。一つのことだけをやっているよりも、疲れるのが早いのです。
  • 集中力を低下させる
  • 脳機能を鈍らせる
脳は複数の処理を頻繁に切り替えて対応している
脳は部位によって処理する内容が違う分業制

認知機能
  • 記憶する
  • 考える
  • 判断する
  • コミュニケーションを取る
  • 情報を処理する
脳を酷使したときに一時的に「うつ病」に似た症状が現れることがある
刺激に応じて脳が不安な気持ちになる脳内物質を放出している:脳が漬かれると、気分も障害される。
  • 何か嫌な出来事
  • 悩み
  • 不安な気分
  1. 脳が疲労する
  2. 前うつ状態
  3. 脳内物質の調節機能が不調
  4. 外部に原因や悩みがなくても不安な気持ちになる→うつ

認知機能
ワーキングメモリ―=作業記憶
一時的な記憶
並行処理
短期記憶
処理速度理解や判断の早さ
選択的注意力適切なものに注意を向ける
分割的注意力複数のことに同時に注意を向ける
実行機能計画を立てて実行する
空間認識目で見たものの位置関係を把握する

脳の酷使=将来の認知症リスク
  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • 栄養の偏り
  • 知的活動の不足
  • 長期間のストレス
アルツハイマー型認知症アミロイドβやタウというタンパク質が脳に蓄積する
脳血管性認知症脳梗塞や脳出血の多発により脳機能が障害される
レビー小体型認知症レビー小体=タンパク質の塊
大脳皮質などにレビー小体が現れる

ストレス→コルチゾールを分泌→交感神経を刺激
  • コルチゾールは神経細胞を傷つける→脳の萎縮を速める

未病:病気とは診断されないが、何らかの自覚症状がある。
ブレインフォグ:頭の中が常にもやもやとしてはっきりしない状態
  • 血糖調整以上
  • ビタミンB群、鉄、ビタミンDなどの不足

第2章

BDNFBrain-Delived Neurotrophic Factor
脳由来神経栄養因子

ブレインフィットネス
運動血流改善
BDNFの増加
脳細胞の減少予防
脳内物質の産生促進
知的刺激これまで経験したことがない新しい事への挑戦→普段使わない脳部位を刺激
複雑な共同作業
認知機能の維持
食事脳のパフォーマンス、健康の維持
睡眠記憶の整理、定着
老廃物の排出
自律神経の動きを整える
脳の疲労回復
ストレスケア
社会交流
  • まず脳を休ませる
  • 習慣化する

認知症
認知症は基本的に、ある日突然始まる病気ではなく、加齢とともに少しずつ脳内で変化が進み、発症に至る病気です。アルツハイマー型認知症では、病気になる20年以上前から原因となる物質が溜まり始めます。脳血管性認知症なら、少しずつ高血圧や動脈硬化が進んだ結果、脳の血管が破れたり詰まったりすることが積み重なって発症します。

認知機能低下がある程度進行しないと、認知症診断できない。→脳の形態変化が乏しく、認知症発見が困難だから。
  • 認知機能の低下が現れてからの対策では、認知症発症防止が難しい。

第3章

神経系中枢神経系神経細胞の集まり
末梢神経系脳神経
脊髄神経

中枢神経系:処理、指令
中枢神経系
脊髄背骨の中を通り、脳に続く器官

末梢神経系:外部との入出力
末梢神経系体性神経系意識的に制御できる
感覚や動きの制御
自律神経系意識的に制御できない
生命維持機能の制御
中枢神経=脳+脊髄
末梢神経=中枢神経以外の神経系


体性神経系感覚神経脳に感覚を伝える
運動神経脳から筋骨格筋に指令を伝える
自律神経系交感神経昼間、活動中、緊張状態で活発になる
副交感神経夜間、リラックスしているときに活発になる
自律神経系は生命維持機能を制御しているので、交感神経、副交感神経のバランスが崩れると、自律神経系は機能不全を起こす。→内臓の不調


脳幹、脊髄系脳幹自律神経
睡眠リズムの調整
原始的な脳
生命維持のための必要最低限の働きを担う。
自律神経や内分泌の調整。
意識を支える。
魚類、両生類、爬虫類では、脳の大部分を占める。
大脳基底核運動調節
認知機能
感情
動機付け
学習
神経伝達物質「ドーパミン」によって作動する神経が集まる。
視床下部血中に放出されるホルモンを調整する。
小脳運動を司る。鳥類、哺乳類になると大きくなる。
大脳辺縁系本能、情動を担う。
感情、記憶に関する機能を司る。
特に鳥類、哺乳類で発達してきた。
偏桃体 恐怖や快の感情を引き起こす。
海馬記憶の形成を司る。新たに何かを記憶する。
大脳皮質人間らしさを担う。外部環境への適応
思考、計画
人間で高度に発達した。
前頭葉前頭連合野
前頭前野
脳の最高中枢
前頭眼野眼球を司る
運動連合野運動を司る
運動野運動野の指示で運動を起こす
ブローカ野運動性言語中枢
言語処理
頭頂葉体性感覚野感覚神経からの情報を受け取る
頭頂連合野空間、時間認知
判断
味覚野味覚情報を受け取る
側頭葉聴覚野聴覚情報を受け取る
側頭連合野視覚野、聴覚野の情報をもとに色、形、音を認識する
ウェルニッケ野感覚性言語中枢
言語理解
後頭葉視覚連合野視覚情報の統合
視覚野視覚情報を受け取る

可塑性:個体に外力を加えて変形させ、力を取り去っても元に戻らない性質
神経細胞の情報伝達細胞内電気的伝達イオン流入
細胞間科学的伝達神経伝達物質

シナプス:軸索と樹状突起接近した僅かな隙間
シナプス可塑性
  • よく使うシナプスは受取部位の面積が大きくなる。
  • よく使うシナプスは受取部位の受容体が増える。

感情:ホルモンによってつくら得る
快感情接近行動セロトニン
ドーパミン
オキシトシン(ホルモン)
不快感情回避行動ノルアドレナリン
恐怖
不安
ノルアドレナリン危険回避
逃げる、戦う、固まる
衝動
欲望
意欲
ドーパミン行動を起こす
安心
愛情
オキシトシン心地よい気分
セロトニン、ドーパミンを産生→自律神経を整える

感情=脳からのシグナル→理性で感情を抑える→脳の疲労
  • 感情を抑えつけるということは、脳が生体を守るために発している信号を無視している→ストレス
アメリカ人特定型のドーパミン受容体遺伝子を保有新規性を好む
日本人特定型のセロトニン・トランスポータ遺伝子を保有朝鮮より安全を好む
不安を感じやすい

エピジェネティクス:環境要因が遺伝子のon/offに影響を与える仕組み
  • 瞑想→偏桃体の反応性を変える、前頭前野の厚みを増す

第4章

BDNFBrain-Derived Neurotrophic Factor
脳由来神経栄養因子
運動する→海馬の体積増加→認知機能強化

神経新生:海馬の歯状回で神経細胞が生み出される
  • 神経新生にはBDNF(脳由来神経栄養因子)が必要
  • 運動するとBDNFが増加

運動する→BDNFが増加→神経新生→海馬の体積増加
新たに生まれた神経細胞は、自分の役目を求めて成長していきます。このとき、新たに何かを覚えなくてはいけないような刺激が加われば、神経細胞は新たなネットワークを構築して、脳の一員として働くことができます。もし、何の役割も与えられなければ、ネットワークを形成できず、小さいままでいるか、そのまま死んでしまいます。

有酸素運動は、糖化の影響を相殺する。
  • 有酸素運動を半年間継続→海馬の体積が2%増加
  • 毎年の老化→海馬の体積が1〜2%縮小
実験の結果わかったことは、時速3キロや5キロの場合は、運動をつかさどる脳の領域しか働いていませんでしたが、時速9キロだと前頭前野が活発に働いていたことでした。
筋トレ選択的注意力
連想記憶
有酸素運動言語記憶
持続注意力
ワーキングメモリ
ストレッチ
1日の歩数が1万2000歩以上で、中強度の活動時間が40分以上の場合は、健康を害することもあると示されており、運動は少なくてもやり過ぎても、体や脳に悪い影響を与える可能性がある

運動が脳に与える良い影響
脳血流が増加する滞りなく栄養が運ばれ、パフォーマンスが向上する。
神経伝達物質やホルモンの増加運動による合成促進
BDNFの増加神経新生
神経伝達物質の合成促進
海馬の体積増加海馬の神経新生
海馬の機能向上
前頭前野の機能維持、向上運動野、運動連合野への血流増加→近くに存在する前頭前野が活動しやすくなる。

自己三層モデル→自己認知の3領域
第1層身体的自己体の感覚を受けて活動する領域自分=体
第2層対人関係自己人に見られているときに働く領域自分のことを認知=人からどう見られているか
第3層社会評価的自己価値判断を行う領域自分が社会でどのような価値を持つか

第5章

脳のパフォーマンスを上げるアプローチ
  • 神経新生の促進
  • 脳をケアし、元のパフォーマンスに戻す→ストレス、疲労、栄養不足
  • 新しいネットワークの構築

認知的予備力:ある細胞が死んでも、別の細胞が代役を務められる状態にあること。→認知力の貯蓄
たとえ脳の異変が生じても、規則正しく健全な生活を送り、知的活動を続けていれば、認知症の症状が現れず、生涯自立して高いQOLを保つことができる可能性がある
結晶性知能過去の経験をベースとした専門的な知識や知恵、判断力加齢による衰えが緩やか
流動性知能新環境への適応能力
処理速度
思考力
暗算力
推理、推論
集中力
問題解決能力
視空間認知能力
加齢とともに衰える
ワーキングメモリを鍛えることで向上

第6章

脳に良い食事のアプローチ
  • 糖質を摂り過ぎない。取り方を工夫する。
    • 血糖値の急激な変化は、血管にダメージを与える。
  • 活性酸素の悪影響を防ぐ。
    • 活性酸素は細胞にダメージを与える。
    • 活性酸素の発生は避けられない。→抗酸化作用でダメージを防ぐ。
  • 脳を作る材料を補給する。
    • タンパク質、脂肪→脳
    • アミノ酸→神経伝達物質、ホルモン
  • 脳の健康維持を助ける。
    • ビタミンB群が不足すると、脳や細胞の機能に障害が起こる。
  • MIND食
    • アルツハイマー型認知症、生活習慣病、心疾患の予防。
  • 1975年型日本食
    • 糖尿病、肝脂肪、認知症の余病。

三大栄養素:タンパク質、脂肪、炭水化物
糖質:炭水化物から食物繊維を取り除いたもの
低所得者層においては、どうしても動物食品が少なく、安価で糖質過剰な食生活に偏りがちである
日本人を含む東アジア系民族は、健康な人でもインスリンの分泌能力が欧米人に比べ低いと言われています
糖質制限食には長期的な効用は認められず、むしろ死亡リスクを上昇させる可能性がある
糖質の過剰摂取だけでなく、過剰制限も体に悪影響を及ぼす可能性がある

糖質:糖からつくられた物質
炭水化物:グルコースが多数結合してできた物質
  • 炭水化物は砂糖よりも分解に時間がかかり、血糖値をゆっくり上昇させる。
    • 炭水化物よりも先に食物繊維の多い食品を食べておくと、腸からの吸収が食物繊維に邪魔される。→血糖値の上昇が緩やかになる。
  • 最終的に、炭水化物はグルコースとなって血液中に放出され、細胞の栄養となる。

血液中の糖の量が少ない→低血糖
血液中の糖の量が過剰→活性酸素が発生→細胞や血管にダメージ

一度に大量の糖摂取→タンパク質、脂肪の糖化
    • ヘモグロビンが糖化すると、酸素運搬能力が減少する
    • HbAlc:赤血球中のヘモグロビンが糖化している割合の検査値→基準値を超えると、糖尿病発生リスクが上昇する。
AGEsAdvanced Glycation End Products
終末糖化産物
タンパク質の老化→糖化反応によりAGEsが発生

インスリン:臓器が細胞内に糖を取り込むために必要なホルモン
  • 細胞は糖をエネルギーとして利用し、余った糖を貯蔵する。→余った糖→脂肪
  • 膵臓で作られる。
  • 脳の一部でも作られる、その受容体も存在する。
    • 海馬の歯状回で新しい細胞を成長させ、記憶力向上を助けている可能性。
GIGlycemic Index
GI値が低い血糖値の上昇が緩やか
GI値が高い血糖値の上昇が激しい

食べ方
  • よく噛む、ゆっくり食べる。
  • 低GIから高GIへ
  • 低GIと高GIを一緒に
活性酸素普通の酸素より反応性が高い酸素
普通の酸素より多くの電子を持つ。→マイナスに偏る→不安定要素
抗酸化物質活性酸素を無害化する。

抗酸化作用を持つ栄養素:ファイト(phyto)・ケミカル
    • phyto:植物→植物中に存在する化学物質

抗酸化作用を持つビタミン
ビタミンAビタミンC、Eの働きを持続させる
ビタミンC
ビタミンEビタミンAの酸化を防ぐ。

ビタミンB群
  • 脳の健康、認知機能を正常に維持する。
  • ホモシステインを血液中から減らす。
    • ホモシステイン:動脈硬化の原因物質、加齢とともに血液中濃度が増加する
  • 水溶性ビタミンのため、体内にとどめておくことができない。→大量に摂取すると排泄される。
人間の体60〜70%
16〜24%タンパク質
12〜18%脂肪
細胞膜=脂肪:グリセロールに脂肪酸が3つ、結合した物質。
  • 必要なものを出し入れする器官
  • 神経細胞の神経線維を保護する。
  • 脂肪が十分にないと、脳が上手く働かない。
脂肪酸飽和脂肪酸電子が安定
不飽和脂肪酸電子が不安定→他の分子と反応しやすい。→酸化して性質が変わりやすい。
トランス脂肪酸水素分子とトランス結合した脂肪酸
悪玉コレステロールを増やす。
シス結合隣の水素原子と結合
トランス結合向かいの水素原子と結合
不飽和脂肪酸一価不飽和脂肪酸オメガ9脂肪酸血中の悪玉コレステロールを減らす。
オリーブ・オイル
リノール酸→必須脂肪酸:体内で合成できない
多価不飽和脂肪酸オメガ3脂肪酸血中の中性脂肪を下げる。
血液をサラサラにする。
細胞膜に多く存在する。
テロメアの短縮を抑制する。
オメガ6脂肪酸
テロメア:DNAの末端部分の構造
  • DNAが複製されるたびに短くなる。→細胞の分裂回数には制限がある。=老化原因
EPAEicosaPentaenoic Acid
エイコサペンタエン酸
DHADocosaHexaenoic Acid
ドコサヘキサエン酸
オメガ3脂肪酸EPA抗炎症作用
抗血栓作用
DHA認知機能の維持

ミネラル:金属イオンとなって細胞の化学反応を助ける。
マグネシウム神経の情報伝達
メラトニンの合成
亜鉛BDNFの分泌促進
神経細胞ダメージの抑制
ドーパミンやセロトニンの合成促進
血液の酸素運搬
ノルアドレナリンの合成
鉄の働きをサポートする。
地中海食地中海沿岸諸国の食事
DASH食Dietary Approaches to Stop Hypertension
高血圧を防ぐ、改善するための食事
体に良い食品を増やし、良くない食品を減らす。
MIND食Mediterranean-dash Intervention for Neurodegenerative Delay
神経変性を遅らせるための食事
地中海食+DASH食+脳の健康に良い食品

MIND食
積極的摂取全粒穀物3回/日以上ビタミン
ミネラル
食物繊維
緑の葉野菜6回/週以上ビタミンB群
その他の野菜1回/日以上
ベリー類2回/週以上抗酸化物質
最低1回/週オメガ3脂肪酸
鶏肉2回/週以上低脂肪、低カロリー、高タンパク
ビタミンB群
むね肉のイミダゾールジペプチド→疲労回復
豆類4回/週以上大豆よりひよこ豆
低カロリー
ミネラル、ビタミンB群、ビタミンEが豊富
ナッツ5回/週以上抗酸化作用
抗炎症作用
オリーブ・オイル優先的に使用
ワイングラス1杯/日白ワインより赤ワイン
抗酸化作用
ホルモン分泌作用
※アルコール摂取は脳に悪影響を及ぼす。
制限すべき赤身肉
加工肉
4回/週未満
ファーストフード
揚げ物
1回/週未満
バター
マーガリン
大匙1杯/日未満
チーズ1回/週未満
菓子パン
お菓子
5回/週未満

1975年型日本食
  • 一汁三菜→いろいろな食材を少しずつ
  • 煮物、蒸し料理が多く、揚げ物、炒め物が少ない。
  • 出汁、発酵調味料の多用

第7章

睡眠の役割
  • 体を休める
  • 脳を休める
    • 脳幹、大脳辺縁系は睡眠中も機能する。→生命維持
    • 大脳新皮質が休息する。
  • 記憶の整理、統合、定着
  • 脳の老廃物の回収、排出
    • アミロイドβの蓄積→アルツハイマー型認知症の原因物質
    • 老廃物の排出システムは睡眠中に働く。

睡眠負債の影響
免疫力の低下
インスリンの分泌低下糖尿病リスク
レプチン分泌低下食べ過ぎ、肥満
交感神経の緊張高血圧リスク
精神不安うつ病、不安障害
関連脳卒中、心筋梗塞、認知症発症

入眠後、最初の90分=黄金の90分
  • この時間に質の良い睡眠を確保する

睡眠の質を高める→ホルモンの分泌リズムに合わせて生活する→ホルモンを正しく分泌させる
  • 日内変動:昼と夜で変化する性質
成長ホルモン下垂体から分泌される。
体の修復、疲労回復に関与する。
入眠から3時間の間に分泌される。
入眠後1時間が分泌のピーク。
メラトニン視床下部の松果体から分泌される。
深部体温を低下させる。→睡眠の誘発
目から入る光の量が、分泌のトリガー。
トリプトファン→セラトニン→メラトニン
コルチゾールストレス・ホルモン
深夜から朝にかけて分泌が増える。
血圧、血糖値、交感神経の活動を高める。→活動しやすくする。:覚醒状態を導く。

眠りをスムーズに導く。
メラトニンの分泌を増やす就寝前の、目に入る光の量を減らす。照明
モニタの光
コルチゾールの分泌を減らす就寝前のストレスを減らす。ストレスに関連することに関わらない、思い出さない。→神経を昂らせない。

グリア細胞:神経細胞を取り囲んでいる
  • 睡眠中にグリア細胞が縮む。→神経細胞間の隙間が広がる。→脳脊椎液が老廃物を洗い流す。

眠気のピーク
  • 2〜4時
  • 14〜16時→power napで解消する。

power nap
  • 14〜16時に先駆ける。→正午から15時までに昼寝する。
  • 昼寝時間は30分以下。
  • カフェインを摂ってから寝る。→スッキリした目覚め。
  • 落ち着ける場所で寝る。

良質な睡眠
副交感神経を優位にする。就寝1時間半前までに入浴する。
就寝前のストレッチ
消化器官を休ませる。就寝2〜3時間前までに食事を終わらせる。
ストレスを持ち込まない。就寝前の瞑想
体内時計のリセット朝日を浴びる。

第8章

ストレス:刺激が加わったときに生体が示す反応
  • 体の反応を伴う。→脳内、血液中へのホルモン放出。→体の反応を止めることはできない。
PTSDPost Traumatic Stress Disorder
心的外傷後ストレス障害

慢性的なストレス状態→海馬の萎縮→記憶力の低下
  • 例:PTSD

偏桃体:恐怖、嫌悪を催す刺激に反応
偏桃体への刺激→海馬の記憶強化
  • 偏桃体の活動中に形成される記憶は、通常よりも強固になる。
  • 偏桃体の反応を鎮める前頭前野の機能不全。→コルチゾールの過剰分泌→海馬へのダメージ
    • BDNFの減少→ダメージ回復能力の減少→前頭前野の機能低下

背外側前頭前野:注意集中、判断、意欲、興味を司る。
慢性的なストレス状態→背外側前頭前野の機能低下→うつ病

慢性的なストレス状態→コルチゾール分泌→血圧上昇、炎症反応の鎮火
  • 血圧上昇→心臓、結果の負担増
  • 炎症反応の鎮火→免疫力低下

ストレスの兆候
  • 寝つきが悪い、夜中に目覚める、朝早く目覚める。
  • イライラの継続
  • 思考力、認知機能の低下
  • 気持ちが沈む、希望が持てない、無価値感
  • 不安状態の継続
  • 倦怠感
  • 食欲不振、おいしく感じない。
  • 体の痛み、内臓の不良

デュアル・タスク:身体運動と知的刺激を組み合わせる。
コグニサイズ:運動を知的刺激を組み合わせたトレーニング
十分に疲れが取れた状態でのコグニサイズは、脳にポジティブな影響を与える。→認知症予防

マルチタスクの悪影響
  • 作業効率の低下
  • ミスの増加
  • 記憶力の低下
  • 集中できない
  • 想像力の低下
  • 深い思考が減り、浅い思考が増える。

マインドフルネス瞑想
  • 人の心や体の状態に気付く
  • 瞑想から宗教適用を取り除いた
  • 脳の休息法
ストレスを排除するトレーニングではなく、ストレスを受けても自ら克服して脳を休息させる心のトレーニング
マインドフルネス:今、個々の体験をありのままに気付き、受容していくこと
人間は紙に書きだしたり人に話したりするというアウトプットによって、もっと深い思考に進むことができますが、頭の中だけで考えているとなかなか深めることはできません。
DMNDefault Mode Network
DMN:安静時に活動する脳領域
DMNの消費エネルギー60〜80%
意識的な活動時の消費エネルギー数%
ぼんやりしながら次から次へと雑念を思う浮かべる時間が長いほど、DMNが長時間活動します。無意識に思い悩んでいると、何も生産的なことはしていないのに疲れ切ってしまうのです。

いつまでも思い悩むよりは行動を起こしたほうが良い→DMNが過活動な状態から意識的な活動に移行する→消費エネルギーを抑える

瞑想が脳の反応や構造に変化を与える
  • 偏桃体の反応性が弱まる
  • ストレスに強くなる
  • 瞑想熟練者では次の部位が統計的に厚くなっている
前頭極メタ認識
身体感覚
海馬記憶
前帯状皮質
眼窩前頭前野
感情の調整、共感

瞑想の効果
  • 集中力
  • 感情のコントロール
  • メタ認知力
  • 共感
  • DMNが抑えられる→脳の休息
  • テロメアの短縮抑制→酵素テロメラーゼの活性化
    • 酵素テロメラーゼはテロメアを伸ばす

脳を活性化するもの
運動BDNFの分泌神経の活性化
アルツハイマー型認知症、うつ病の予防
新しい事への挑戦ドーパミンの分泌認知機能の向上
社会交流オキシトシンの分泌自律神経を整える。
気持ちを安定化させる。

第9章

赤ワインの成分
ポリフェノール抗酸化作用
アントシアニン血液をサラサラにする。
レスベラトラール高酸化力
長寿遺伝子の活性化
ミリセチンアルツハイマー型認知症の予防効果
アルコール脳に害を与える。

アルツハイマー型認知症=脳の糖尿病、第三の糖尿病
糖尿病になると、インスリンが上手く働かず、脳の細胞が糖を充分に取り込むことができません。
栄養不足の神経細胞が増える→脳機能の低下

認知症のリスク因子
教育:15歳までの中等教育を未修了
肥満
難聴
うつ病
2型糖尿病
運動不足
社会的孤立
高血圧
喫煙習慣

第10章

社会脳偏桃体情動の認知
眼窩前頭前野意思決定
側頭葉下面表情の識別
社会脳仮説:自然環境に適応するというよりも、集団生活と言う社会的環境に適応するために進化した。

社会的孤立=人間関係がほとんどなくなってしまった状態

認知症リスク→社会的相互作用の欠如
  • 交流人数の少なさではない

Big5性格特性
経験への開放性好奇心の強さ
誠実性真面目さ
外向性人と楽しむことが好きか
協調性空気を読むことに長けているか
神経症傾向不安になりやすいか
イライラしやすい
ストレスが溜まりやすい性格が脳に負担をかけている可能性
人との交流が多い複雑な職業についている人は、脳の血管に障害があることを示す「白質病変」があっても、それ以外の職業についていた人たちと比べて、記憶力や問題解決能力が低下しておらず、認知機能の衰えが少ないことが判明しました。

認知的予備力の蓄積→血管や神経細胞に障害が起きても、他の神経細胞が機能を代替する→認知機能を損なわない

メタ認知:認知している自分を俯瞰して認知する働き

災害を生きる力
気持ちを整える力感情抑制
問題に対応する力問題解決
人を思いやる力他愛性
きちんと生活する力エチケット
人生を意味づける力自己超越
人をまとめる力リーダーシップ
生活を充実させる力能動的健康
信念を貫く力頑固さ
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