日々の事柄に関する雑記帳。

第1部欠乏のマインドセット
第2部欠乏が欠乏を生む
第3部欠乏に合わせた設計



序章

欠乏=自分の持っているものが必要と感じるものより少ないこと
金銭的欠乏
社会的孤立社会的なきずなの欠乏

肥満→食べる量をいつもより減らす→カロリーの欠乏
  • 飢餓→極端な形の欠乏
欠乏は心を占拠する。
人はどんな欠乏でも経験すると、それに心を奪われる。心は自動的に、否応なく、満たされていないニーズの方を向いてしまう。
欠乏は、持っているものがごくわずかだという不満だけにとどまらない。人の考え方を変える。心に居座るのだ。

満たされていないニーズに関わる情報に、無意識の反射的に速く反応する。
  • 欠乏が心を集中させる=欠乏が心を占拠する。
  • 欠乏は無意識に作用している。

欠乏によって注意が占拠される→注意を払う価値があるから、人の心を占拠する。→心を占拠するタイミングをコントロールできない。
  • 経験が変化する。
    • 主観的な時間の伸び=出来事が実際より長く続くように感じる。
  • 世界をどう解釈するかに影響する。
  • 考え方を変える。
  • 注意深く有能になる。

世界の解釈
  • 孤独な人たちは、他人が何を感じているかを理解する能力が高い。
ありがちな解釈彼らはあまりうまくできないと思う。孤独は、社会的な不適切さ、未熟さを示唆している。
正しい解釈欠乏→社会的接触
欠乏に集中すれば、社会的な情報を読む能力も高い。

考え方を変える→マインドセット
    • 検討方法
    • 問題の捉え方
    • 対処の仕方
    • 取り組み方

無意識に起こる占拠→注意深く有能になる
  • 集中には有用→注意が集中すると、ケアレスミスが減る傾向にある。
  • 欠乏で頭がいっぱい→生活に気が回らない→欠乏が、処理能力のあらゆる要素を弱める
    • 洞察力の衰え
    • 前向きな考えられない
    • コントロールが効かない
    • 認識の衰え
  • 流動性知能=情報処理、意思決定に影響する心的資源
貧困者は個人として処理能力が低いのではない。そうではなく、貧困の経験が人の処理能力を奪うのだ。

あらゆる種類の欠乏が処理能力の不足を引き起こす→欠乏を長引かせる


処理能力
  • 計算する能力
  • 注意を払う能力
  • 賢明な決断をする能力
  • 計画を守る能力
  • 誘惑に抵抗する能力
欠乏は人の注意を占拠し、それが限定的な強みをもたらす。
  • 差し迫ったニーズにはうまく対処できる
  • 代償を伴う→能力の低下
一つのことに集中する。→その他をほったらかす。
本当は大切なことをおろそかにする。

第1章

欠乏すると、大切に扱う。→集中ボーナス
  • 〆切に迫られたときの生産性向上
    • 〆切りがあるふりをして、自分をごまかすのは難しい。
      • 仮想の〆切は現実の欠乏ではない。→心を占拠しない→集中ボーナスは生じない。

欠乏はトンネリングを引き起こす
  • 特定のことに集中する。
  • 特定のこと以外を遮断する。→トンネリング
集中していること以上に重要なことが無視される可能性


一つのことに集中すると、競合する概念が抑制される。
  • 誰かに腹を立てると、その人の長所を思い出すのが難しくなる。
    • 気に障ることへの集中が、好ましい記憶を抑制する。

目標抑制:重要な目標が活性化されると、競合する目標が締め出される。→重要事項以外への関心が薄れる。
  • トンネリングの根底にあるもの
  1. 欠乏
  2. 切迫したニーズへの対処→大きな目標
  3. その他の目標、検討事項の抑制

第2章

欠乏は処理能力に負担をかけ、基本的な能力を抑制する。

列車が通るたびにガタゴトいう音のせいで、やっていることから気がそれる。邪魔される時間そのものは短いが、その影響は長く続く。集中し直し、心を落ち着ける時間が必要だ。しかも、あなたが落ち着き直した途端、また列車がガタゴトと音を立てて通る。
人の気を散らすもの、心を占領するものは、外から来るとは限らない。人は自分でそれを生み出し、その雑念は本物の列車よりも集中の持続を邪魔する。
トップダウン・プロセス何に集中するかを意識的に選ぶ。
ボトムアップ・プロセス何らかの刺激に注意を引き付けられる。

欠乏→ボトムアップ・プロセスによって注意を占拠する。
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